また、
北陸新幹線において、本市では一日も早い
全線整備の実現に協力するため、平成12年12月に、
魚津市民の願いであった
新幹線規格鉄道新線、いわゆる
スーパー特急方式による
JR魚津駅への乗り入れではなく、
並行在来線のJRからの
経営分離を条件とした
フル規格による整備に同意した経緯があります。
つきましては、あいの風魚津駅を中心とした
まちづくりの推進及び
立地適正化計画の策定に対する、今後より一層の県のご支援とご配慮を願うものであります。
当局におかれましては、この提言を真摯に受けとめ、今後の協議に生かされますことを切に願い、提言させていただきます。
以上。
地域振興と
まちづくり特別委員会委員長 松倉 勇。
4
◯議長(石倉 彰君) 以上で
特別委員会委員長報告が終わりました。
─────────────────────────
議案第68号から議案第91号まで
5
◯議長(石倉 彰君) 日程第2 議案第68号から議案第91号までを
一括議題とし、各
常任委員会委員長の報告を求めます。
(各
常任委員会委員長報告)
6
◯議長(石倉 彰君)
民生委員会委員長 寺崎孝洋君。
〔
民生委員会委員長 寺崎孝洋君 登壇〕
7
◯民生委員会委員長(
寺崎孝洋君)
民生委員会の報告をいたします。
本
定例会において、当
委員会に審査を付託された案件は、議案第68号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)中、当
委員会関係費、議案第71号から議案第73号、議案第78号及び議案第81号から議案第83号まででありました。
去る17日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしましたところ、いずれも
全会一致により原案どおり可決することに決しました。
以上で報告を終わります。
8
◯議長(石倉 彰君)
産業建設委員会委員長 浜田泰友君。
〔
産業建設委員会委員長 浜田泰友君 登壇〕
9
◯産業建設委員会委員長(
浜田泰友君)
産業建設委員会の報告をいたします。
本
定例会において、当
委員会に審査を付託された案件は、議案第68号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)中、当
委員会関係費、議案第69号、議案第70号、議案第79号、議案第80号、議案第84号から議案第88号まで及び議案第91号でありました。
去る17日に
委員会を開催し、慎重に審査しましたところ、いずれも
全会一致により原案どおり可決することに決しました。
以上で報告を終わります。
10
◯議長(石倉 彰君)
総務文教委員会委員長 浦崎将隆君。
〔
総務文教委員会委員長 浦崎将隆君 登壇〕
11
◯総務文教委員会委員長(
浦崎将隆君)
総務文教委員会の報告をいたします。
本
定例会において、当
委員会に審査を付託された案件は、議案第68号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)中、当
委員会関係費、議案第74号から議案第77号まで、議案第89号及び議案第90号でありました。
去る18日に
委員会を開催し、慎重に審査いたしましたところ、いずれも
全会一致により原案どおり可決することに決しました。
以上で報告を終わります。
12
◯議長(石倉 彰君) 以上で各
常任委員会委員長の
審査報告が終わりました。
(質 疑)
13
◯議長(石倉 彰君) ただいまの各
常任委員会委員長報告について何かご質疑はありませんか。
6番 松倉 勇君。
14 ◯6番(松倉 勇君) ただいま、
民生常任委員会に付託された議案の採決の結果について
寺崎委員長より報告がありましたが、
委員会にて
全会一致で採択された平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)、
産婦人科環境整備事業施設改修補助金1億800万円に対し、
委員長に質疑をいたしたいと思います。
私、1枚物の書面にて、(1)
労災病院は
独立行政法人なので
地方公共団体へ
補助金申請をすることはあり得ないので魚津市からの一方的な寄附金としか考えられないが、魚津市には
財政的余裕がないのに、なぜ多額の出資をするのか理由を明らかにしていただきたいというのと、2つ目に、前項の出資金について
監査法人より妥当であるとの意見を求められたのか。また、もし住民より
監査請求及び
住民訴訟を提起された場合の対応はできるのかというのと、3点目に、条例を制定し
労災病院の一部を借り受け魚津市において産科、小児科、
助産施設を設置し、
特別会計を設けて診療所を経営するのか。4点目に、現在魚津市に産科がないので、その必要性は理解できるが、費用対効果を考えると近隣市と協力し、生まれた
子どもに手厚い
助成金を支給したほうが、人口増につながるのではないか。5点目に、
労災病院との間でどのような契約をしているのかの情報を開示もなく何もかもわからないまま採決してよいのか等の1枚物の書面を、
寺崎委員長に
委員会でちょっと聞いてくれというお話をさせていただきました。事前にですね。ところが、私は
委員会を傍聴していましたところ、そういう質問は一切なかった状況であります。ということは、
委員長はこの疑問点を全て理解されてのことでこういう質問をされなかったのか、また、そういう提案もされなかったのか、そこのところをちょっとお尋ねしたいと思います。
委員長、お願いします。
15
◯議長(石倉 彰君)
民生委員会委員長 寺崎孝洋君。
16
◯民生委員会委員長(
寺崎孝洋君) 今の質疑なんですけれど、
松倉委員のほうから、
委員長に対し複数点の疑問点がある、それを取り上げなかったのはなぜかというところの質疑だというふうに捉えております。
この件に関してですけれど、
委員会の進め方ということでこの質疑には少し外れるかもしれませんが、まず、私、個人的になんですが、この
委員会の進め方として、
委員長の立場として、
原則委員会を進めるという立場でありまして、賛成的な発言、反対的な発言というのはまずは差し控える立場であろうかと思います。ただ、委員からこのような言葉が出てくれば、それは審議をしていかなければならないというふうに思っておりますので、
松倉委員が言われた、なぜ言われなかったかというところの理由はそういう理由でございます。
17
◯議長(石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。
18 ◯6番(松倉 勇君) 私の申したいのはそうじゃなくて、一応
委員会で意見を集約される立場は理解できます。ですけど、一委員以外の、例えば私は委員ではありません。
民生委員ではありませんね。
民生委員以外からこういう問いがあるという、それくらいの程度のお話はされてもいいのかなと。たとえ
委員長という立場であってもです。ちょっとお聞かせくださいという程度は、ぜひ理解していただきたいと思います。
19
◯議長(石倉 彰君)
民生委員会委員長 寺崎孝洋君。
20
◯民生委員会委員長(
寺崎孝洋君)
松倉委員の思いはわからないではありません。ただ、今までの運営の仕方ということを考えますと、原則、
委員会内、委員の中での議論というところが今までの流れであります。今ご指摘のように、
委員会以外の議員の方々の意見を反映できるかというと、そういうシステムにはなっていないというふうな理解でおります。ただ、より
活性化をする議会、また議論を深めるということから言いますと、今後考えていく必要があるのかなと思います。
ただ、この件に関しては、
民生委員会で話をする案件というよりは、
議事運営委員会及び今、議会内で開催されています議会の
活性化検討会、そういうところで検討をしていくべきかなというふうに思っております。
21
◯議長(石倉 彰君) 6番 松倉 勇君。
22 ◯6番(松倉 勇君) ぜひそのように検討を進めていただきたいと思います。
今、
議会改革検討会というのもありますし、議会の
活性化のためにぜひ必要と思います。これは要望とします。
なお、これまでの
委員会の状況が全てとは申しませんが、私が見ている間、問題の本質が全く議論されないまま、ただ採決を急ぐ
委員会の姿勢に疑問と苦言を申すものであります。
今後におきましては、各
委員会での議案に対し、当局との本質の議論をして、理解してから採決に臨む
環境づくりを切に願って、この質疑を終わります。
23
◯議長(石倉 彰君) ほかに何かご質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
24
◯議長(石倉 彰君) ないようですから、質疑を終わります。
(討 論)
25
◯議長(石倉 彰君) これより、議案第68号から議案第91号までについて、一括して討論に入ります。
発言者の通告を受けておりますので、これを許可いたします。
6番 松倉 勇君。
〔6番 松倉 勇君 登壇〕
26 ◯6番(松倉 勇君) 私は、このたびの議案第68号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)
款衛生費、項1
保健衛生費、
母子保健事業費、事業名、
産婦人科環境整備事業施設改修補助金1億800万円について反対の立場で討論いたします。
事業
主体が
富山労災病院での魚津市のほぼ
全額補助なのか寄附なのか、それとも魚津市が
労災病院の一部を借り受けているのか、そこのところの
労災病院側との諸々の契約の内容を議会に示さずに行っている。
産婦人科開設事業につきましては、本
定例会においても質問していますように、当初は3億円規模の
事業費の予算の見込みが、いつの間にか総
事業費が産後
ケア施設まで含めると13億を優に超えています。
その内訳は、まず既に
開設準備金の2,000万、
環境整備費の5,100万、今後の
事業費の8億3,400万、これに係る医師、産科医3名、
小児科医1名、スタッフ等含めての
人件費を少なく見積もっても1億7,000万。これに関する産前産後
ケア施設については、
建設費2億3,400万、これについて係る
人件費は含まれていません。ここまでで総額が13億円を優に超えている状況であります。
先ほども申し述べましたが、当初の
事業予算規模が3億円程度という見込みが、
ケア施設を含めると、その4倍強の13億円を超え、際限なく膨らんでいるこの状況は、従来より議会にて私がこの事態を危惧して申し述べてきましたが、市が
全額補助するとしているが、今の魚津市には財政的な余裕もなく、その立場であるのかと、また、その
会計制度から、それでよいのかという疑念や、当局は
補助金交付条例に基づいてと述べているが、それ自体も3
月定例会で述べていたように疑念があるし、
補助金交付規則に基づくならば、
労災病院側からの
補助金交付申請書などを議会に示すべきである。それもないままに、ましてや3
月定例会で市長は答弁で、この
補助金につきましては、魚津市
補助金等交付規則に基づき交付しているところです。しかし、多額の
補助金を負担することになりますので、独自の
補助金交付要綱の制定につきましても検討していきたいと考えておりますと、条例なり要綱なりを必要と認めながら、あれから9カ月が経過するも、いまだそれも作成されずに、ただ
一般財源からの
補助金としていることに疑念を持つものであります。
これでは、
一般財源の蛇口を緩めっ放しの
金漏れ状態である。いかに必要な
産婦人科事業とはいえ、これをやるなら費用対効果を考え、近隣市と協力し、産まれた
子どもに手厚い
助成金を支給したほうが人口増につながるのではないかと思います。
また、
子どもを産み育てる事業としながら、本市ではいまだに
婚活事業での成婚がゼロ件と聞いている。そこに力を注がないで
産科施設ができればなどとの短絡的な思考ではこの事業の成果はおぼつかないものである。私が思うに、この事業は初手から無計画なずさんな事業であると断じます。
もう1点申しますと、この事業がいかに必要であるとはいえ、この
産科事業を優先させる余り、他の魚津駅前
周辺事業や最近では
市民プール新築事業、地域の
要望事項の果てまで先送りされている状況では、市民にとってはいかんともしがたい、耐えがたい状況であると当局に苦言を呈しておきます。
先ほども申し上げましたように、法的にも未整備なまま、また議会に対して示すべきことを示さないままにこの議案を採決せよという当局に、議会として怒りを覚えるものであります。
議員諸君には、後に禍根を残すことのなきようよく考えていただき、私の
反対討論への賛同を求め、私の討論を終わります。
以上です。
27
◯議長(石倉 彰君) 12番
越川隆文君。
〔12番
越川隆文君 登壇〕
28 ◯12番(
越川隆文君) 議案第68号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)、
産婦人科環境整備事業施設改修補助金について賛成の立場で討論します。
発言の要旨としては、魚津市における
産婦人科開設による効果と
事業運営の注意点についてということで討論をさせていただきたいと思います。
まず、何で
人口減少をしているのかということから理解をしていきたいと思うんですけれども、これは
地方創生といって、地方に、どんどんどんどん人口が減るじゃないかというようなことで頑張れ、頑張れと何か言われておりますが、もともとこの
人口減少の主要な要因は何かと。もちろん時代の変化もあります。社会的な慣習が徐々に変わってきている、そういったことから晩婚化、あるいは結婚しないでも
地域社会からいろいろな偏見を受けるというようなこともなくなってきたというようなこともございますが、私が思うに、主に国策による大きな影響があるというふうに思っています。
まず、戦後の
出生数を見ていきますと、大きく2つの山があるんです。まずはベビーブーマー、戦争に敗戦をしたわけですが、その後いよいよ平和な時代が来るということで一挙に
出生数が増えたということであります。約300万人近い270万人ぐらいの
出生者数が当時ありました。まず大きな
出生数の山ができまして、これを団塊の世代というふうに言われております。
そして、たくさん産まれれば、その世代の
人たちはまた
結婚適齢期になれば
子どもを産むわけです。それが約1973年前後になります。これが第2次
団塊ジュニア世代というふうに言われております。そのころにも大きな
出生数の山ができました。
このようにして人口の大きな変動というものが自然に流れていけば問題はなかったわけなんですが、では、いよいよその
団塊ジュニアの世代の
人たちの
子どもたちが成人をして結婚するときどうなったかということなんです。
この人口の推移を見ておりますと、3つ目の山は形成されなかったんですね。なぜそうなってしまったのか。主要な原因は、
労働者派遣法という法律が1996年に改正をされました。もっと早くからあったんですけれども、あらゆる職種に対して
労働者派遣法というものが適用できるようになった。自由化をされたということであります。
そうなりますと、
正規社員の者がどんどん減っていった。そして、派遣の
人たちが増えていったわけです。
派遣雇用になりますと、どうしても年収が減ってしまいます。
森永卓郎さんという
経済評論家が予言を当時しておられ、いよいよ日本も
平均所得が300万円の時代になりますよと。これがどんぴしゃりと当たったわけです。若い
人たちは
平均所得が約300万円になってしまったわけです。そうすると、どうでしょうか。結婚して子育てをしてという将来設計はほぼ難しい。
子ども1人を育てるのに、大学まで出すとすると約1,700万円ぐらいかかるというような数字も出ております。
そういう中で、結婚してもメリットがない、結婚することはコスパが悪いというような、そういう変な都市伝説が出てきてしまった。そういう中で、この若い
人たちの第3の大きな人口の
出生数の山ができなかったがゆえに、人口数と高齢化とのギャップが大きいです。さまざまな問題を私たちの社会に今も与え続けている結果となっていると思います。
じゃ、今後どうなるかといったときに、政府はアベノミクスが大いにいざなぎ景気を超えたというふうに言っておられますが、じゃ、実際に実質賃金が上がっているのかといったときに、ほぼ上がっていない。むしろダウンしているというふうに言っていいと思います。これは数字に出ていますからね。新たに雇用を生んだというふうに言っています。250万人生んだというふうな発表もありますが、その内実は何かと調べると、そのうちの211万人は65歳以上の方々の再雇用であるというような状況。こうなると平均賃金は下がりますよね。再雇用ですから。
それに加えて、今度は外国人労働者の増加です。2017年実績で約127万人の外国人労働者、そしてさきの改正入管法で約30万人がまたプラスをされていくという時代になってまいります。外国人労働者の方々が入れば、また賃金上昇に歯どめがかかってしまうのではないでしょうか。
こういうような背景のもと、この私たちの魚津市も、全国の地方と変わらず
人口減少が進んでいるということが言えると思います。いわゆるこれは地方のせいではないんですよ。大いなる国策の影響というものが見られるというふうに思っております。
このような状況のもと、追い打ちをかけるように、じゃ、地方の医療はどうなっていくのかという話になってまいります。人口が減るから、もちろん
出生数を預かる産科医のほうも経営が苦しくなるというふうな点もございますが、それ以上に、国の医師の創出という点において、実はOECD、先進国の中で日本は何と人口1,000人に対しての医師数の割合というのが最下位だというふうな数字が出ています。
ましてや、産科医がどうして増えないのかといったときに、幾つもの要因があるわけなんですが、これはまず地域格差、どうしても研修の際に東京のほうに医師が行ってしまう。これは産科医だけではありません。全てのジャンルの医師の方々、やはり東京に行って先進の研修を受けたいという方が多くなってきたという点があります。
そして、訴訟問題があります。これは大野病院事件というたらい回しの事例があったわけなんですが、非常に苛酷な過失責任をとらされる、刑事罰まで受けるというような件がありました。そうしますと、産科医になることのリスクということをどうしても考えるというようなことがあったと思います。
次に、産科勤務の苛酷さです。出産はいつあるともわかりません。本当に救急の状態にいつもいるというような状態であると思います。そういった産科医の勤務の苛酷さというものがございます。
また、その中でも、特に今新しい産科医の方々は、女性の方が約7割近く占めているというようなことであります。そういった方々の労働環境というのもまだまだ整えられていない。そして、お母さん方、母体の高齢出産が多いというようなこと。社会が複雑になるにつれて、また
地域社会とのつながりがなくなるにつれていろいろなストレスに遭う、そういう母体の問題等があります。結果、
出生数が少なくなっている。それに輪をかけて産科医の数が激減してきたというような状況が出てまいります。
そこで国はどういうふうな政策をとったかというと、拠点病院というような政策を今進めているわけなんですが、確かに
出生数が少なくなれば、集約して効率化をしようという発想があると思いますけれども……。(発言する者あり)
では、現場はどうなのかといったときに、相当厳しい状況になっていると思います。どこの産科医院のほうもです。ですので、拠点病院という発想だけに本当に頼っていいのかというふうに私は思っております。
いろいろな問題を抱えながら拠点病院をどんどん進める。拠点病院を進めるがゆえに、それをカバーするようなリスクヘッジというものが必要なのではないかというふうに思っております。
私たち、
特別委員会で過去、山梨市立産婦人科のほうに行ってまいりました。このときに中村医師が、その医院長ですが、これは全国で初の公設民営のクリニックでした。非常に現状の産科医の危機感というものを持っていらっしゃいまして、このままでは全国から産科が本当に崩壊してしまうのではないかというふうなことを言っていらっしゃいました。
以上のような状況のもとに、では、私たちの
労災病院というインフラをむしろ活用していったほうがいいのではないか、有効にするために産科というものを積極的に取り入れていくということが必要ではないかというふうに思っております。
今回院長として、元県立中央病院の中野先生という方がいらっしゃっていただけるというふうに聞いております。中野先生というのは、全国の産科でも10本の指に入ると言われるほどの名医であるというふうにお伺いをしております。
そして、この
労災病院なんですけれども、私たちの病院としてこの
労災病院を捉えていかなければ、今後、この
労災病院ですら果たして経営が持続していくのかという時代を迎えるのではないかと思っています。
もはや医療費が43兆円を超えていった。社会保障関連費も117兆円ほど、どんどん増えているような状況なんですね。このような状況のもとに、自分たちの地域の医療を守るために、今回の産科医を
労災病院とうまくシナジー効果をつくっていくということが非常に大切ではないかというふうに思っております。
あと、労災との関係についてなんですが、まず寄附行為のことについて言及されたわけなんですけれども、これは法改正がありましたので、従来は特別法人に対して寄附行為ということは難しかったわけなんですが、平成24年に法改正がされましたので、むしろ地方自治体が
独立行政法人を地域の状況を見ながら支援をしていくというようなスキームも国のほうは考えているようであります。
確かに魚津市は財政が厳しい状況でありますが、優先順位をどう捉えるかということ、来年度公共事業の整備改変の見直しということを市長さんはやりますというふうに言っておられますので、そういったことも含めて本件を考えていくべきだろうというふうに思っております。
ただ、経営の責任だけはしっかりとしたほうがいいというふうなことだけは言っておきます。というのは、今回は公設民営という計画であったのが、公設半民営というか半公営というか、
独立行政法人でありますので、そことの契約関係、これをしっかりとしなければ、最終的な
事業運営の損益といったことをどうやってガバナンスをとっていくかということはもちろん必要でありますので、その点だけは今後注視をしてまいりたいというふうに思っております。
このようにして、魚津市で
子どもを産み育てるという環境をつくらないと、つくることができないような国では日本の未来はないというふうに思っております。
以上です。
〔「そうだ」と呼ぶ者あり〕
29
◯議長(石倉 彰君) 11番 関口雅治君。
〔11番 関口雅治君 登壇〕
30 ◯11番(関口雅治君) 私は自民党議員会を代表しまして、議案第68号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算(第4号)に対し賛成の立場から意見を述べます。
本補正予算では、子育て支援策として、産科を
富山労災病院院内に開設するための改修工事費の補助、教育環境の充実策として小学校や幼稚園の空調設備費や、台風による果樹災害の被害に対する緊急対策
事業費などが計上されております。
産科については、平成18年に産婦人科が市内からなくなり、10年以上市内で出産ができない状況になっております。市民からは市内で安心して出産ができる環境をつくってほしいという強い要望を聞いております。ようやく実現に向けた具体的な動きが始まっていることを期待しております。
産科の開設は平成32年の4月を予定しているところでありますが、この産科を核とし、当初予算に計上された産前産後
ケア施設とあわせ、妊娠から出産、子育てまでの切れ目のない支援策を充実させ、若い世代から選ばれる
まちづくりを推進していきたいと思っております。
なお、財政状況が厳しいところではありますが、
事業費の縮減を図るとともに、安定した経営に努めていただきたいと思っております。
また、小学校や幼稚園の空調設備の整備費は、国の臨時交付金を活用して整備するものであり、最近の気象状況から見ますと、
子どもたちの学ぶ
環境づくりにも必要であります。
人口減少が進む中、魚津市が若い世代に住んでみたいと思われるまち、選ばれる
まちづくりを推進していただきたい。産まれてくる赤ちゃんから高齢者まで、住みやすく安心して住める魚津市のため、自民党議員会としましても努力していく所存であります。
以上、私の賛成意見とさせていただきます。
31
◯議長(石倉 彰君) ほかにご意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
32
◯議長(石倉 彰君) ないようですから、討論を終わります。
(採 決)
33
◯議長(石倉 彰君) これより採決いたします。
各
常任委員会委員長の報告は、議案第68号から議案第91号までについては、いずれも原案どおり可決すべきとの報告であります。
ただし、ただいま議案第68号について
反対討論がありましたので、議案第68号について採決いたします。
議案第68号を原案どおり可決するに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
34
◯議長(石倉 彰君) 起立多数。よって、議案第68号は原案どおり可決されました。
次に、議案第69号から議案第91号までを一括採決いたします。
ただいまの議案23件を原案どおり可決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第69号から議案第91号までは、原案どおり可決されました。
─────────────────────────
追加提出議案第92号から追加提出議案第94号まで
36
◯議長(石倉 彰君) 次に、日程第3 本日新たに提案されました議案第92号から議案第94号までについてを議題といたします。
(提案理由の説明)
37
◯議長(石倉 彰君) 提案者の説明を求めます。
市長 村椿 晃君。
〔市長 村椿 晃君 登壇〕
38 ◯市長(村椿 晃君) 本日、追加提出いたしました議案についてご説明申し上げます。
議案第92号 平成30年度魚津市
一般会計補正予算は、歳入歳出予算の総額に4,994万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ191億7,313万1,000円といたしたいのであります。
今回補正するものは、先ほど議決をいただきました議案第68号の小学校・幼稚園の普通教室空調設備整備に加えて、国交付金の内示があった中学校の特別教室空調設備整備に要する費用を計上するものであり、財源として国庫支出金、市債等を充当いたしております。
議案第93号 平成30年12月13日に条件つき一般競争入札を行い、同14日に仮契約を締結いたしました住吉・上中島・松倉統合小学校木造校舎新築事業西棟等建築
主体工事について、予定価格の金額が1億5,000万円以上であるので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものであります。
議案第94号 魚津市固定資産評価審査
委員会の委員の選任につき同意を求めることについてでありますが、これは、魚津市固定資産評価審査
委員会の委員 河内美穂氏の任期が平成30年12月19日をもって満了となるため、新たに、魚津市本江1721番地5 山田由美子氏を魚津市固定資産評価審査
委員会の委員に選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。
以上、議案の説明といたします。
何とぞ慎重ご審議の上、議決をいただきますようお願い申し上げます。
(採 決)
39
◯議長(石倉 彰君) お諮りいたします。ただいまの議題中、議案第94号については人事案件でございますので、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯議長(石倉 彰君) ご異議なしと認め、これより議案第94号について採決いたします。
魚津市固定資産評価審査
委員会の委員に、魚津市本江1721番地5 山田由美子君を選任するに同意と決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
41
◯議長(石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、本件は同意と決しました。
(質 疑)
42
◯議長(石倉 彰君) 続きまして、議案第92号及び議案第93号について、ご質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
43
◯議長(石倉 彰君) ないようですから、質疑を終わります。
(議案の常任
委員会付託)
44
◯議長(石倉 彰君) ただいま議題となっております議案第92号及び議案第93号について、直ちに
総務文教委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯議長(石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、議案第92号及び議案第93号は、
総務文教委員会に審査を付託することに決しました。
この際、
委員会審査のため暫時休憩いたします。
午前10時52分 休憩
─────────────────────────
午前11時10分 再開
46
◯議長(石倉 彰君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議案第92号及び議案第93号について、
総務文教委員会委員長の審査結果の報告を求めます。
(
常任委員会委員長報告)
47
◯議長(石倉 彰君)
総務文教委員会委員長 浦崎将隆君。
〔
総務文教委員会委員長 浦崎将隆君 登壇〕
48
◯総務文教委員会委員長(
浦崎将隆君)
総務文教委員会の報告をいたします。
本
定例会において、当
委員会に審査を付託された案件は、議案第92号及び議案第93号でありました。
先ほど
委員会を開催し、慎重に審査いたしましたところ、いずれも
全会一致により原案どおり可決することに決しました。
以上で報告を終わります。
49
◯議長(石倉 彰君) 以上で
総務文教委員会委員長の
審査報告が終わりました。
(質 疑)
50
◯議長(石倉 彰君) ただいまの
委員長報告について、何かご質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
51
◯議長(石倉 彰君) ないようですから、質疑を終わります。
(討 論)
52
◯議長(石倉 彰君) これより、議案第92号及び議案第93号について、一括して討論に入ります。
何かご意見はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
53
◯議長(石倉 彰君) ないようですから、討論を終わります。
(採 決)
54
◯議長(石倉 彰君) これより採決いたします。
議案第92号及び議案第93号を一括採決いたします。
総務文教委員会委員長の報告は、いずれも原案どおり可決すべきとの報告であります。
お諮りいたします。ただいまの議案第92号及び議案第93号を原案どおり可決するにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
55
◯議長(石倉 彰君) ご異議なしと認めます。よって、ただいまの議案第92号及び議案第93号は原案どおり可決されました。
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議会運営
委員会及び各常任
委員会の閉会中の継続審査について
56
◯議長(石倉 彰君) 次に、日程第4 議会運営
委員会及び各常任
委員会の閉会中の継続審査の件を議題といたします。
議会運営
委員会委員長及び各
常任委員会委員長から、会議規則第112条の規定により、お手元にお配りいたしました申出一覧のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。
お諮りいたします。議会運営
委員会委員長及び各
常任委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。